チケットぴあの今後の展望は極めて暗いでしょう

セブンがチケット革命！

今までチケットぴあの独壇場だった大手コンビニとチケット販売会社の提携
セブンイレブン→チケットぴあ
ローソン→ローソンチケット
ファミリーマート→チケットぴあ
サークルKサンクス→チケットぴあ
こんな感じでした。

しかしコンビニ最大手のセブンイレブンがチケットぴあとの提携解消を宣言！原因はセブンとぴあの交渉決裂です。セブン側は複数のチケット販売会社と提携して商品ラインナップを増やしたいと思っていたのだが、チケットぴあ側はあくまで独占販売にこだわったようです。

「缶コーヒーはどのメーカーの商品もセブンで帰る。同じようにどのチケット会社の券も一つの店で買えるようにすべきだ。」
というのがセブンの主張。

「会社ごとに払い戻しなどの販売条件が異なる。相乗りすればコンビニ店員では対応し切れず、消費者にも混乱を与える。」
というのがぴあの主張。

「混乱は起きない。むしろいろいろなチケット販売会社から売ってもらったほうが消費者に便利だし、販路も広がる。」
というのが業界全体の主張。

「このご時世に独占販売にこだわっているぴあは時代遅れでしょう！消費者のことも考えるとセブンが正しいよね〜。」
というのが私の主張。

個人的にはインターネットの普及で消費者が直接チケットを購入できるようになってしまった時点でチケットぴあなどのチケット販売会社の役割は半分終わったように思えました。コンビニとの提携などで少ないパイを争奪する激しい競争が続いていますがセブンとの提携解消はぴあにとって大きな痛手でしょう。ぴあの売り上げ（700億）の1割がセブン経由だったらしいから大変ですね。
独自の電子ネット販売事業を強化したり提携先との提携拡大を検討しているようですが焼け石に水な感じがします。
本業であるチケット販売に関しては今後もチケットぴあは衰退の一途をたどる気がします；；
まぁチケットぴあと言えばかなりのブランド力があるのでこのネームバリューを生かして他の事業（チケット販売絡みの）に本格参入するというのはどうでしょう。だめですかね、いやいや、いけるはず・・？